設置事例02
地下タンクから地上タンクへの移設工事の事例です。写真右側の地上エリアに設置します。
【確認2】地上タンクを設置する為の土台となる「基礎」部分を設置します。
基礎は「ベタ基礎」と「ゲタ基礎」がありますが、今回は「ゲタ基礎」を設置しました。ベタ基礎の方が強度が高いという特徴がありますが、ゲタ基礎はコストの面で優れています。
アンカーボルトを予め出しておきます。材質はステンレスです。
地上部にタンクを設置し、配管を地下タンクから地上タンクへつなぎ変えました。
ガードファイバー側面の配管穴から送油管を取り付けています。地震対策のために「フレキシブルユニオン」を縦軸に取り付けています。
送油管の内部写真です。万が一破損して油漏れが発生してしまった際でも、下部の防油堤が全て受け止めます。
地下タンクの廃止工事をします。写真は油を抜いて洗浄した後に、地下タンクに砂埋めをしている所です。
砂埋め完了です。
移設完了しました。だいぶスッキリしましたね。
【ワンポイントアドバイス】
地上タンクにするメリットは、目視で点検が出来る事と、法令上による点検の義務が無くなる事です。もちろん地上タンクでもメンテナンスは必要ですが、事業所の都合にあわせて実施出来る事は最大のメリットです。
工事に必要な日数は基礎工事の養生を除けば1日で完了しますので、お休みの日に工事をすれば工場や店舗の稼働をストップせずに設置作業を完了させる事が出来ます。ご検討の方は一度ご相談下さい。
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